ニキビ薬の特徴は?
ニキビにも色々な種類があります。思春期に出来る青春のシンボルなニキビや、大人になってから出来る大人ニキビ。
どちらも自然にはなかなか完治しないので、症状にあった薬が必要です。
思春期に出来るニキビは、主に皮脂分泌が過剰になって出来る場合がほとんどで、こうした症状が出ている人は、市販の薬を使う場合が多いようです。
CMなどで知名度もある某ニキビ薬は、イオウやレゾルシンが配合されていて、まさに思春期のニキビにはピッタリのニキビ薬です。
レゾルシンは殺菌作用があるので、ニキビの原因となるアクネ菌を抑える働きがあります。
またイオウは、余分に出た皮脂を吸収してくれる作用があります。
夜寝る前に、こうした薬をたっぷり付けて寝れば、翌朝に改善されていることを期待出来ます。
それでも頑固に繰り返されるニキビや、ニキビ跡がなかなか治らない場合は、すぐに皮膚科に行きましょう。
皮膚科医から処方されるニキビ薬は、市販の物と違って抗生物質が配合されている物なので、赤く腫れ上がって化膿してしまったニキビには良く効きます。
症状が酷い場合は、飲み薬と一緒に塗り薬も処方されますが、ダブルで使用したほうが治りも早いですし、ニキビ跡が残りづらくなります。
ニキビ薬の主な効果は?
厄介な大人ニキビですが、こちらは思春期のニキビと違って生活習慣やストレス、またホルモンバランスの乱れなどによって起こる場合が多いです。そのため治っては繰り返しが続き、とても厄介です。
それで内側から体質改善をしたり、ビタミン剤をこまめに取ったり、ある場合は漢方薬を使って気長に治療していくしかありません。もちろん皮膚科に行って、専門医から症状にピッタリの薬も処方してもらうこともオススメです。
大人ニキビによく使われる塗り薬は、即効性もありますしニキビで炎症してしまった箇所にも良く効きます。
大人ニキビの場合も、抗生物質が配合された飲み薬や塗り薬を処方されると思いますが、長期間の使用は避けなければなりません。
抗生物質は副作用がありますし、自分個人の判断で急に止めたり始めたりしては危険です。専門医によく聞いて、その指示に従いましょう。
特に大人ニキビの場合に言えることですが、ニキビができにくい体質に改善したり、自己治癒力を高めるためにも、漢方薬を使って治療している人も多くいます。
この場合、即効性は望めませんが、長期的に取り入れることによって体質を改善していくことが可能です。
内側からホルモンバランスを整え、肌の免疫力も徐々に高めて行けます。まさに根本的な治療方法としてのニキビ薬と言えるでしょう。