黄ニキビは跡に残りやすい?
黄ニキビは、ニキビが悪化の最終段階で、毛穴の中に膿が溜まっている状態のものを指します。赤ニキビと言われる炎症を起こしたニキビが中央のところが黄色くなっているものです。
シミや色素沈着、ニキビ跡がクレーターのようになりやすく、出来てしまったらきちんとしたケアを行うことが大切になります。
膿が溜まっているのが表皮を通して見えるため、目立たないように潰してしまう人もいるようですが、潰すという対処はもっとも行ってはいけない方法で、ニキビ跡を大きく残してしまう原因となります。
皮膚の部分が没落してしまって毛穴を潰してしまうので、クレーターのような跡になってしまうということがあるので、潰してしまうと毛穴が破壊されてしまうこともあることから皮膚科に受診される方が良いでしょう。
黄ニキビまで進行してしまった場合は、自分で対処するよりも、皮膚科の専門医に診てもらうのが無難です。
跡に残ってしまうと色素沈着しやすく、跡が消えないことのほうが多いので、その場で黄色いと潰したくなったりする衝動があるかもしれませんが面疔とかとニキビは違うので毛穴を潰さないようにしていくのが大切でしょう。
黄ニキビの治療法は?
黄ニキビがかなり進行した状態なので、完治するまでには時間がかかりますが、化膿を鎮静させる塗り薬や内服薬を処方されるので、自分で対処するよりも早く治すことができます。
薬を飲んで黄ニキビが治った後でも、しっかりとしたお手入れをしないと再発してしまう可能性があります。
一度重症のニキビができてしまった部分は、ニキビができやすくなっているので、きちんとしたケアが必要となってくるのです。
では、どのようなスキンケアをすればよいのかというと、まずは、洗顔と保湿です。
洗顔で肌を清潔にしてアクネ菌を増殖させないようにして、その後はビタミンCなど、ニキビを防ぐ効果のある美容成分の入った化粧品で、念入りに保湿します。
夏場は汗をかきやすく、ニキビができやすいの要素が揃っているので、普段からニキビができないように心がけ、きちんとスキンケアを行いましょう。